2011年6月1日水曜日

超音波ガイド中心静脈カテーテル挿入で発言するチャンスが到来!

11月の臨床麻酔学会で,超音波ガイド下中心静脈カテーテルのことで話をする機会を頂けるかもしれません.僕は常日頃から鎖骨下(腋窩静脈)は,交差法ではなく,平行法で行うべきだと主張してきました.そのことをようやく公の場で主張できるのでうれしい限りです.今までの日本における鎖骨下でも交差法という風潮を一掃してしまうやも・・・.

4 件のコメント:

  1. いつも勉強させていただいております。私はまだ慣れていないせいか、交差法が多いです^^;平行法で描出できるようにならないと免許皆伝とはならない、でしょうか^^;?プローブがでかいのでやりにくいというのも理由の一つです。交差法でエコーノイズや血管がハート型に変形する所見も参考になると思うのですが・・・。

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  2. 針先が描出できないという点で交差法には決定的な欠点があります.tentingに対する対処は,企業側の針先加工に頼ってしまっている点も.交差法は内頚静脈に留めるべきです.それより平行法が安全性を確保する意味で重要です.平行法の技術を磨くべきで,針が描出できないからと,安易に交差法に流れすぎというのが僕の意見です.

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  3. 返信ありがとうございます。「針が描出できないからと,安易に交差法に流れすぎ」なるほど、今の私かもしれません^^;
    安全性を確保するとは、血管と針が同じ軸に描出されることでそう言えると考えたらよろしいでしょうか?

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  4. ほし先生コメント再投稿ありがとうございます.問題はtentingなんです.それを安全に対処するには重要構造物と針が同じビーム面上にのっていないとだめなんです.同じビーム面に乗る保証がない交差法はその点で致命的な欠陥があるわけです.

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