はじめに行うサンプルサイズ計算はあくまで他の論文から集めてきた数値で計算されますので,実際に正しいとは言えません.Primary Endopointで予測した差や両グループの標準偏差が大きくことなることもあります.よって,Primary Endopointで見積もった差や両グループの標準偏差が変化したときにサンプルサイズがどう変化していくかも調べておきます.さらに,それぞれの条件で検出力を90, 80, 70%としたときのサンプルサイズも計算しておきます.その中で最大値をサンプルサイズとして決定しておくと,状況が変化しても検出力を担保することができます.もちろん,最大値のサンプルサイズが施設で確保できるかも考えなくてはいけません.
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