サンプルサイズ計算の基礎です.下図にサンプルサイズ計算を導き出す式を記載してあります.細かいことを言ってもアレルギーが出てしまいますから,省略します.Zα/2とZβはαエラー,βエラーの確率を規定することで決まる数値です.サンプルサイズは,Primary Endpointとした項目の予測される差,両グループの標準偏差,αエラーの確率,βエラーの確率の4つを決めてあげると計算できます.通常はαエラーの確率は5%,βエラーは20%とします.そうするとZα/2は1.96,Zβは0.842と決まってきますから,つまり,僕たちはpilot studyや他の論文から両グループにおけるPrimary Endpointの差と標準偏差を調べておけばよいのです.
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