針の刺入角度を小さくすれば，針が超音波ビームに対して垂直に近づいた角度で刺入できます．この場合の刺入角度とは，皮膚面と針のシャフトでできる角度と定義します．よく心臓超音波診断のテキストをみると，自分が見たいターゲットを画面の真ん中に置くように解説してあります．しかし，これと同じようにターゲットとなる神経を画像の真ん中に置いてしまうと，針の刺入角度が大きくなり，針は消えてしまいます．よって，刺入点の反対側にターゲットを置くようにしてください．
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| ターゲットを画像の中央に置くと刺入角度が大きくなり 針は消えてしまう． |
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| ターゲットを刺入点の反対側に置くと，刺入角度は 小さくなり，針は映りやすくなる． |
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