2011年1月17日月曜日

超音波ガイド腋窩静脈カテーテルは二人でやるとよい

超音波ガイド腋窩静脈カテーテル挿入は一人でもできますが,二人でやったほうが楽しいです.一人でやると,ガイドワイヤーを挿入するときに,どうしてもブローブから手を離さないといけません.二人でやる時は,術者はブローブと針をもったまま,助手にガイドワイヤーを挿入してもらいます.利点は,腋窩静脈内に挿入されたガイドワイヤーが鎖骨下静脈に進んでいくのを観察できます.一人でやる場合の初歩的なミスは,ガイドワイヤーに手を伸ばしているうちに,針先が腋窩静脈から抜けてしまうことです.慣れない人は二人でやったほうが,常に針先を画像で確認できますので,手技の精度が上がります.
絵は二人で,腋窩静脈カテーテルを入れているところ.
助手にガイドワイヤーをいれてもらっている.

2 件のコメント:

  1. 先生!
    最も綺麗に腋窩静脈から鎖骨下静脈までの移行部
    長軸像を描出するコツと
    その際の超音波画像を掲載していただきたいです。

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  2. AA先生,みんなYouTubeでお手本にして見てもらっている画像はあなたの手技です.

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