今日,子供達が水泳の進級テストを受けた話をしてくれました.その際,進級テストのあり方にgeneration gapを感じてしまったので紹介します.僕も子供のころは書道,剣道,そろばんと階級制のある習い事をやってきました.僕の感覚では,“5級のテスト”とは,合格したら5級になれるテストでした.ところが,子供達の感覚では,“5級のテスト”とは,合格したら4級になれるテストのことだそうです.「5級でできなければならないことができるようになったから4級です.」ということらしい.両者の意味は同じように見えて,同じでない.僕らの時代は,“無理かもしれないが,上の級に上がるために突破してやろう”とか,“実力以上に背伸びして受けてやる”というハングリー精神が進級テストにはあった.つまり,前向きな進級テストだ.それに対して,今の子供達にとっての進級テストにはハングリー精神を感じない.“これできるようになりましたね,ハイ次に行ってください.”というのは,後ろ向きな進級テストだ.こんな進級テストを合格してもうれしいのだろうか?
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