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2011年9月20日火曜日

Spinal Cord Stimulation for Cancer-related Pain

僕が参加している会議は痛み全体に関する中東の会議です.今日の中で僕自身が一番,興味をもって聴講したのは,Dr Kayode Williamsの癌関連痛への脊髄刺激電極埋め込み術の話でした.

癌性疼痛への応用はすでに1967年には行われていたそうです.転移性気管支癌と転移性骨盤内蔵癌に使われたそうです.癌患者でオピオイド経口投与でコントロールできない人が10ー15%存在する.脊髄刺激電極は癌性疼痛でも,耐えられない局所的な神経障害性痛をもった患者で,なおかつ精神的に安定した患者に適応があります.さらには,化学療法による神経障害性痛にも有効で,感覚の改善効果があるとのことでした.ただ,癌の進行によって凝固異常があったり,免疫能低下した状態には適応としない点に注意する.

今まで癌性疼痛に対しては,オピオイド,抗うつ薬,抗けいれん薬などの薬物治療が中心で,転移によって,いよいよ疼痛コントロールが不良になってくると,硬膜外カテーテルのポート埋め込み術を行ってきました.時に抗がん剤による神経障害性痛をもった患者が帯状疱疹になってコンサルトがあったりしましたが,抗がん剤による神経障害にはノータッチでした.一つ治療範囲が拡がるやもしれません.癌患者さんがお亡くなりになった後は脊髄刺激電極のgeneratorはどうするのかを彼に質問してみました.患者さんの死後,取り出すケースとそのままのケースがあるようです.緩和治療に携わるので,取り出す場合には家族との有効な関係ができているので問題ないと.むしろ,患者や家族をケアすることことが大事なんだと返事が返ってきました.



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