2011年5月23日月曜日

Palmよ.本当にご苦労様

当院の自動麻酔記録は日本光電のCapシステム.そこにとうとう薬物動態シミュレーションソフト組み込まれました.Capシステムへの搭載は国内初だそうです.4つの薬剤までシミュレーション可能.プロポフォール(Marsh, Kennyの小児のモデル),レミフェンタニル(Minto),フェンタニル,モルヒネ,ケタミン,ミタゾラム,ロクロニウムがシミュレーション可能です.デクスメデトミジンも追加予定です.オペ室に配備していたPalmもお役御免と合いなりました.紛失,故障に悩まされ続けましたが,これでその心配もなくなります.左端に現時点での血中濃度と効果部位濃度が表示されます.さらにカーソルを動かしていくと,その時間での血中濃度と効果部位濃度が表示されます.とても使いやすいです.

1 件のコメント:

  1. ケタミンの血中濃度予測がおかしいことに気づきました.6時間経過してもケタミン血中濃度が268 ng/mlを推移していたからです.今日,日本光電に確認したところ,やはりパラメーターを入れ間違えていました.

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