2011年5月23日月曜日

医学統計の本

医学統計ソフトGraphpadPrismの開発者であるHarvey Motulskyは医学統計を数学で理解する必要はないとして,医学統計の本INTUITIVE BIOSTATISTICSを書いています.これが翻訳されて,数学いらずの医科統計学として売られていました.僕はこの本が大幅に改訂され第2版として昨年出版されたのを知って,すぐに購入し英語板を読んでいました.なにせ英語が得意でないのでスローペース.しかし,一度英語版を読み切ると決めたからにはと,なれない統計学の医学英語に悪戦苦闘しながら読んできました.ところが,この学会で日本語版(数学いらずの医科統計学第2版)が出ているではありませんか!初版より小さくなりB5サイズくらいにコンパクトになり,さらに訳文もかなり読みやすくなっていました.見つけた瞬間,その場で買ってしまいました.同等性試験や非劣性試験も分かりやすく解説しています.しかし,同等性試験は等価性検定と訳されています.

3 件のコメント:

  1. 神戸では色々御教授いただきありがとうございました。

    学生時代避けていた統計学、今更その重要性を痛感しています。正しい知識で、正しいデザインを組むのが目標です。が、まだまだです。

    早速読んでみたいと思います。

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  2. ようは統計ソフトを1つ持って,使いこなしていくうちにわかってくるものだと思います.JMP,Graphpad Prism,SPSSなんでもよいから1つ使いこなせればよいのだと思います.ただし,いけないのはエクセルです.エクセルの限界,どうして駄目なのかについて記載されています.ようはいい加減な計算しかできないということらしいです.

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  3. 疫学つながりでおじゃましました。今医学統計を英語で勉強してます。

    http://usmle-99.blogspot.com/2011/07/biostatistics.html

    まず基本から・・・ ブログ楽しみにしています。

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