2011年3月24日木曜日

超音波ガイド星状神経節ブロックにリニアプローブを使えば・・・

iSSPSにおいて超音波ガイド星状神経節ブロックについては,Dr Narouze Samerがリニアプローブで行う方法を解説していました.リニアプローブをそのままC6レベル水平断面を描出するように当てると,総頸動脈は気管より位置します.その状況で交差法でも平行法でも内頚静脈を貫通して深頚筋膜下に注入します.25Gなので内頚静脈を貫通しても問題ないということでした.僕は,日本人にこの方法はどうだろう?と思います.彼ら欧米人は深部静脈血栓症が多く,凝血しやすい体質です.日本人なら内頚静脈貫通で皮下出血が起きると考えます.やはりマイクロコンベックスプローブで実施するのが最適であると思う次第です.リニアプローブの欠点はもう一つあります.椎骨動脈走行異常に対応できない点です.リニアプローブで外側から内側に針を進める平行法では,走行異常の椎骨動脈を避けることは困難です.

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