iSSPS2011で群馬の麻女の美しさが際だっていました.群馬の麻女は肩関節手術の術後鎮痛として,鎖骨上アプローチ持続腕神経叢ブロックが効果があることを発表をしました.鎖骨上アプローチは,現時点では肩関節の適応はないことにとなっています.実は,僕はこのことはクリーブランドクリニックで研究をしていた大瀧先生から聞いて知っていました.しかし,その真偽はつかめずにいました.Dr Vincent Chanにも,このことを尋ねたところ,クリーブランド,ニューヨークあたりの麻酔科医が鎖骨上アプローチでカテーテルを挿入して,持続腕神経叢ブロックを行っているということでした.横隔神経麻痺がないことがメリットのようです.
アメリカからいろんな麻酔科医が来ていましたので,手当たり次第に同じ質問をしてみましたが,鎖骨上アプローチで肩関節手術の術後鎮痛ができることを常識としている人はいませんでした.恐らくは,ここ数年で鎖骨上アプローチ持続腕神経叢ブロックの見解が変わってくると予想されます.群馬の麻女は最先端をいく美女だったのです.
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