2011年3月9日水曜日

自分の母子手帳を読み返す

いろいろ書類上の記載を変更するために,自分が実家に住んでいたことを証明する必要があり,
母親から自分の母子手帳を借りてきました.医師になって,自分の母子手帳を見直してみると,いろいろ気付くことがありました.

僕は母親のお腹に41週もいた挙げ句,母親を妊娠中毒症にさせ,出てきたときには3700gでうまれました.自分の娘達は僕より1000g以上軽く生まれてきたのに,妻はこめかみの血管をブチぎれんばかりに踏ん張って出産していました.それを思うと母が僕を産む際にどれほどの陣痛を味のだろうと申し訳なく思いました.

出生時の状況は,臍帯が首回りに巻絡,蘇生処置なしと記載がありました.今なら,帝王切開で出産かと思います.無事だったのが幸いです.思えば,幼稚園でトラックにはねられ,小学生1年で鉄棒から真っ逆さまに首から落ちて気絶,小学校3年生でトラックに自転車が巻き込まれ,大学時代はボート部のボート転覆で川底に引き込まれ,研修医時代は中国道で自動車事故に巻き込まれながらも,間一髪で生き延びてきました.実は,生まれる瞬間から僕は強運の持ち主だったのだということが分かりました.

乳児検診のところでは,
生後6ヶ月で,物を近づけると,手を出して取りに来る.
生後1歳5ヶ月で,パパ,ママ,イタイと言っていた.言葉がないが,こちらの言うことは,ほとんど分かる.
どうやら僕の人見知り傾向は小さいときには,すでにあったようです.

しかし,一番,驚いたことは,自分が3種混合ワクチンを受けていないことに気付いてしまったことです.あまりのことに,妻に伝えたら,何故か妻は「お母さん,あなたは予防接種をほとんどしていないって言ってたわよ.」って.僕が知らずに妻が知っているなんて,どういうこと?一時期,発展途上国で医師として仕事をしてみたいと思っていましたが,行かなくて正解でした.行っていたら,死んでいたかも・・・

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