2011年8月2日火曜日

平行法の基本3つ

鹿児島のYT先生と一緒にブロックを開始しました.平行法の基本はプローブに針を合わせること.自分が描出したベストの画像上に針を描出させてくることです.そのためには3つのことに注意しましょう.

そのためには,まず体を固定します.体の軸を定め,脇をしめます.そして手のひらや前腕の一部を患者に密着させてプローブを固定していきます.さながら射的競技のような感覚が体の固定にはあります.

次に,刺入点を見定めることです.刺入点の見定めが不充分だと,針を刺入後に針を描出するためにプローブを大きく動かすはめ(針にプローブを合わせてしまうこと)になります.特に注意したいのは,刺入点をプローブに近づけすぎないことです.針を刺入する際に針でプローブを押してしまい,針が皮下に刺入されたときには,プローブがベスト画像の位置からずれてしまうことになります.

最後に,超音波ビーム面をイメージできているかも重要です.超音波ビーム面が皮膚に対して斜めな場合は特に要注意です.正しく刺入点を選んでも,斜めの超音波ビーム面に対して,皮膚に対して垂直な超音波ビーム面をイメージして刺入していると,針は描出できません.

3 件のコメント:

  1. YTです
    平行法難しいです。
    今までのなんちゃて平行法…
    これからは本当の平行法できるよう頑張ります。
    自分の土俵で勝負できるように、土俵探しの旅が始まります…

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  2. YT先生
    先生は大丈夫ですよ.あっという間にできるようになります.

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  3. そう言っていただけると励みになりますね。
    頑張ります。

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