2011年5月21日土曜日

学会二日目終了

今日は忙しい日でした.朝から一般演題の座長を担当し,それが終わったらソノサイトブースで超音波ガイド神経ブロックのミニレクチャーを行い,それが終わると直ぐに,ワークショップのインストラクターでした.このワークショップの途中で,自分のポスター発表がありました.当然,他の講演を聴く時間など全くありませんでした.

久しぶりに福島のT先生に会うことができました.K先生の実習のときに一週間だけ名古屋大学に見学にきた先生です.震災そして原発人災と大変な時期ですが,腹壁ブロック時のロピバカイン血中濃度を測定したすばらしい発表を彼はしていました.僕なら彼発表に優秀演題賞をあげたい.僕の経験から言えば,ロピバカイン血中濃度の測定は1検体50万円を請求されます.名古屋大学にはロピバカイン血中濃度を測定する高速液化クロマトグラフィーがあるので,T先生が名古屋大学に来てくれたなら好きなだけ測定できるのですけど・・・

自分のポスター発表が終わると,一人の女性が声をかけてくれました.福井の麻女M先生です.どうやら彼女がPost Yになりそうです.ただ,Y先生の直ぐに名古屋大学に実習に来るわけではなく,9月以降ということでした.
Y先生も福井出身.M先生も福井.なぜか二人ともVサイン.
写真を撮るときには必ずVサインをする世代なのだろうか?
ちなみに福井では,テレビの砂嵐を「じゃみじゃみ」というそうです.
写真を撮ってくれたのは福島のT先生です.

夜は医局の打ち上げありました.コシェルジュのAA先生が飛びっ切りの中華料理店を予約してくれていました.驚いたことに,通路を挟んで隣の大部屋では広島大学麻酔科同門の食事会が行われていました.僕の出身医局です.食事の途中で挨拶に伺ったところ,河本教授,弓削前教授,森脇先生,讃岐先生はじめご指導いただいた先生達に向かえていただきました.弓削先生から,僕が麻酔科医として執るべき姿勢についてご助言いただきました.40年以上続く伝統のある組織の良さを久しぶりに味わいました.

2 件のコメント:

  1. 中華よいですね。
    これから食事です!!という同僚とすれ違いながら、例の会合で標語作りに精を出しました。
    今回、Satoh先生のプレゼンで2006年の合宿時の写真が出てきて、思わずもらってしまいました。皆さんちょっと若めですが、あのメンツがそのまま今に至っているこに驚きました。

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  2. Yasu先生,例の会には出席できず申し訳ありません.今は後輩を育て,大学中心にしないといけない時期だと考えています.

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