2011年4月2日土曜日

「エコーガイド」は使うべきではない

日本ではエコーガイドという言葉が使われますが,これはおかしな表現です.エコー(echo)は,音が壁に跳ね返ってくる現象のことをいい,超音波を意味しません.超音波はultrasoundです.海外で開催されるシンポジウムやワークショップに参加しても,echo-guidedなどと表現する人は皆無です.Googleでecho-guidedを検索すると,29,100件ヒットするのに対して,ultsound-guidedが1,050,000件であることから,超音波ガイドとエコーガイドのどちらの表現を使用することが標準的なのか自明だと思います.

4 件のコメント:

  1. 「エコーガイド」という言葉はですね。「エコーガイド」は使うべきではないと言うタイトルをみて、「超音波ガイド」ブロックをやめるのかと思いました。

    返信削除
  2. さぬちゃん先生,ちょっと紛らわしかったですね.そのほうが衝撃的かなと思いまして・・・

    返信削除
  3. はじめまして。
    私もさぬちゃん先生のツイートを見て「お!」と思いました。
    納得です。

    返信削除
  4. この表現は私も注意して使っています。装置のこともエコーとはいわない方がいいですね。TEEはOK。

    返信削除