2012年3月8日木曜日

ツンツルテン

金鯱病院でのことです.X線を防御する鉛のエプロンを付けていると,そのエプロンがあまりに小さかったために,藤子先生が僕に言った一言.

藤子:「先生,ツンツルテンですね.」
僕:「・・・・・・・・?」

ツンツルテンは頭が禿げている様を言うものとばかり思っていました.そこで藤子先生に,頭が禿げているとツンツルテンと表現するのだと伝えたところ,洋服の丈が短いときに使う言葉だと彼女は言い張りました.その場にいた病院関係者も,ツンツルテンは頭が禿げているときに使う言葉だと僕と意見が一致しました.多勢に無勢,藤子先生は何も言わず,引き下がりました.しかし,これは標準語を知らぬ無知な田舎者が生粋の標準語圏に済む女性に「標準語を知らぬやつめ」とからかい,逆に自分が標準語に無知であることを証明してしまったようなもの.家に帰って,日本語俗語辞書で調べてみると,ツンツルテンは確かに「丈が短い洋服を着ている様をからかったり,自嘲するときに使う言葉」と書いてあります.そして,坊主頭や一文無しをさしていう地域もあるが,つんつるてんと語感のイメージから後付けされたもの.」と記載があったのです.やっぱり,横浜の人が違うわ~~と感心.

3 件のコメント:

  1. 私もツンツルテン=洋服の丈が短い に使います^^

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  2. ほし先生も東京に近いじゃないですか???標準語でしょ!

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  3. 私は西日本です^^確かに私の言葉は標準語仕様ですね

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