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2012年3月30日金曜日

藤子先生のブロック数 新記録達成!!

昭和大学横浜市北部病院の藤子ちゃんこと,F先生のブロック数です.傍脊椎ブロック,肋間神経ブロックは片側で1例と数えています.TAPブロック,腹直筋鞘ブロックは1患者1例として数えています.blindは体表ランドマーク法,NSGは神経刺激法,記載のないものは超音波ガイド法です.

プログラム開始当初は非常にゆっくりとしたペースで,まずは末梢神経ブロックを組み込んだバランス麻酔を知ってもらうことからはじめました.僕自身は,350例くらいの手技が行えたらよいだろうと考えていました.ところが,蓋を開けてみると,彼女は,合計で475例の超音波ガイド下手技を行っていました.鹿児島大学YT先生の数を抜いた.彼女の場合,全くの初心者からのスタートで,僕の言葉足らずのところもあり,レベルアップに時間がかかりました.はじめは勝負画像にならない画像で穿刺をしてしまい,その後で針を出そうとする癖がありました,また刺入途中に針を曲げてしまう癖もありました.症例数を増やして,経験数を増やすことで,そうした穿刺も徐々に減り,最終日の浅腓骨神経ブロックでは,一発で勝負画像に針を描出させ,ミリ単位の非常に繊細な運針でブロックをした姿をみて,僕は「ヨシ!合格」と太鼓判を押しました.これで胸を張って、北部病院に送り返すことができます.彼女自身は,最後の1ヶ月,僕から厳しく注意を受けたので,自分に進歩がないように思っているかもしれません...厳しすぎたかな???


胸部傍脊椎ブロック 79例(単回注入21例,カテーテル挿入58例)
胸部傍脊椎ブロック (blind) 2例
腹直筋鞘ブロック 25例
TAPブロック 72例(Subcostal 35例,Posterior 37例)
腸骨下腹神経・腸骨鼠径神経ブロック 15例
陰部大腿神経大腿枝ブロック 8例
肋間神経ブロック 4例

腕神経叢ブロック
斜角筋アプローチ 5例(単回注入 4例,カテーテル挿入 1例)
鎖骨上アプローチ 5例(単回注入 1例,カテーテル挿入 4例)
鎖骨下アプローチ 9例(単回注入 8例,カテーテル挿入 1例)
腋窩アプローチ 2例

腰神経叢ブロック 23例
大腿神経ブロック 25例(単回注入 22例,カテーテル挿入 3例)
腸骨筋膜下ブロック 2例
閉鎖神経ブロック 17例
外側大腿皮神経ブロック 13例

坐骨神経ブロック
傍仙骨アプローチ(blind) 19例
殿下部アプローチ 1例
前方アプローチ 1例
大腿中間アプローチ 1例
膝窩部アプローチ 16例(単回注入 15例,カテーテル挿入 1例)
浅腓骨神経ブロック 4例
深腓骨神経ブロック 4例
脛骨神経ブロック 4例

星状神経節ブロック 29例
頸椎椎間関節ブロック 9例
(頚神経後枝内側枝ブロック熱凝固含む)
頸神経根ブロック 2例
舌咽神経ブロック 1例
眼窩下神経ブロック(blind) 2例
前篩骨神経ブロック(blind) 2例
大後頭神経ブロック 2例
腰椎椎間関節ブロック 8例
肩関節ブロック 3例
膝関節ブロック 2例
浅頚神経叢ブロック 9例
深頚神経叢ブロック 7例
仙骨硬膜外ブロック 1例
スカルプブロック(blind) 20例

腋窩静脈カテーテル留置 20例

2 件のコメント:

  1. 藤井です。475ブロックですか、すごいですね。
    言葉足らずは私のほうで、最初のほうはエコー画面での神経がどこからどこまでなのかを疑問に思ってもそのままに、言われたところに刺すことをしてしまいました。局麻が入ってドーナツサインができて初めて、「あ、思ってたよりだいぶ太い神経だった」ということもしばしばでした。大腿神経の範囲もあいまいなこともはじめのころはありました。 3月に入ってこれではいけない、コミュニケーションをせねば、と、勇気出して思ったことをなるべく口に出すようにしました。また、以前に受けた注意を再び受けた時にそれまでは「はい。」と答えていたところを「わかってはいるけれどうまくいかない」と伝えるようにしました。
    私の言い方が悪く言い訳や口応えのように聞こえて不愉快な思いをされたと思います。本当に申し訳ありませんでした。 
    こんなことブログではなく直接言うべきだったんですが。。すみません。

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  2. 藤子先生,骨盤兜(こつばんかぶと),骨盤ギターをやって欲しかったな~~~.分からないものは分からない,はじめからちゃんと言うことは大切ですね.僕も後半になって,先生が超音波解剖を理解していないことに大変な焦りを感じました.超音波解剖は夜空の星座を見るのと同じです.分かって見に行かないと,何が何だか分からないのです.先生が「はい」と答えたので,先生が理解しているものと思っていました.その時間的なロスによって,これだけのブロック数にも関わらず,先生を究極のレベル(ゾーンに入る)までもっていってあげることができませんでした.しかし,肋間神経ブロックで無理な格好でも平行法で針を描出させた姿,最終日の坐骨神経末梢枝を非常に繊細な針操作でブロックした姿をみて,先生がゾーンに入りはじめたことを確信しました.あとは自分でやっていけます.がんばってください.

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