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2012年3月24日土曜日

ブロック針の刺入について

ブロック針の駄目な刺入3つについて解説します.

1.プローブ直下に刺入点がある場合
できるだけプローブの際で刺入しようとして,プローブの真下で刺入してしまう人がいます.プローブの真下で刺入すると,刺入角度の調整ができません.刺入角度を付けようとすると,針のシャフトで,テコのようにプローブを押してしまいます.その結果,勝負画像がずれてしまいます.プローブの際と言っても,プローブの真下に刺入点を持ってこないようにしてください.僕は通常5.0-20mmはプローブから話しています.



2.穿刺した瞬間に本来の刺入経路から逸脱してしまう場合

皮膚のたるんだ高齢患者に末梢神経ブロックを行う際によく見られる失敗です.いわゆる「針を刺したことを皮膚に教えてしまっている.」状況です.正しい刺入点を選んだつもりが,皮膚がたるんでいるために刺入した瞬間に皮膚がずれてしまい,走査面から針が逸脱してしまうのです.これは針を刺入する前に,針を持つ手の薬指で,刺入点周囲の皮膚にテンションをかけておくことで防ぐことができます.
3.針のシャフト添えた指が原因で針を曲げてしまう場合

通電刺激針のシャフトに指を添えてしまうと,得てして針を曲げてしまいます.指を添えても,まっすぐ針を進めるだけであれば針は曲がりません.針を曲げてしまう原因は,刺入経路の途中で針の刺入角度を変えようとするためです.針は弧を描いた方向に曲がって刺入されていくので,絶対に走査面上に針が乗りません.このような把持では平行法で針は映りません.基本的に通電刺激針のようにシャフトが細い針は直線的に動かす必要があります.
通電刺激針のようなシャフトが細い針は、シャフトに指を添えずに把持し,シャフトが曲がらないように,直線的に刺入していきます.刺入角度を変えたいときは,一端,皮下まで針を引き抜き,そこで角度を変えて,再度,まっすぐ刺入していきます.決して,刺入経路の途中でシャフトに力を加えても上手くいきません.針が曲がるだけです.

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