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2012年3月15日木曜日

Aftermath of the perioperative Catastrophe

Anesth Analg 2012, volume 114, Numver3で患者の術中死など大惨事に巻き込まれた麻酔科医の精神的な問題を取り上げています.大惨事に巻き込まれた患者自身が一番の犠牲者ですが,それに巻き込まれた麻酔科医やその後,その麻酔科医に麻酔を担当してもらった他の患者さんも犠牲者となります.大惨事に巻き込まれることで麻酔科医はうつになったり,自信を喪失し,転科や最悪の場合,自殺することにもあるそうです.大惨事に遭遇した麻酔科医のケアの重要性を訴えています.すぐに仕事に復帰させることが正しいかも含めて考えなければなりません.

僕自身も患者の術中死や術中死寸前の段階までいった大惨事に遭遇したことがあります.やはり,しばらくは自身を喪失し,仕事に集中できないことがありました.ただ,僕の場合は、自分を育ててくれた心臓外科医の言葉がいつも心に残っています.原因はなんであれ,患者が手術中に死にそうになったときのために麻酔科医がいるのです.そうした大惨事に巻き込まれた経験が次の患者の命を助けます.そう考えながら,僕は心の中に生じた暗雲を消し去るようにしています.

1 件のコメント:

  1. いつも拝見しておりますm(__)m
    そうですよね・・・。
    僕も大量出血や心室細動、急性大動脈解離などで何度も「もうだめだ」と感じたことがあります。
    でも、まわりの看護師やMEさん、研修医の前でその大変さを吐露したり、動揺を見せたりすると、現場はさらに混乱し、起きなくてもよいミスを連発する可能性もあります。
    なるべく不必要な大声を出さず、「大丈夫だよ」という雰囲気を出すように淡々と指示を出すようにはしてます・・・。まだまだですけどね(^^ゞ

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