2012年3月5日月曜日

コンパートメント症候群を理由にカテーテルを断られたら・・・

TKA術後のコンパートメント症候群を懸念して,持続大腿神経ブロックを断る整形外科医も世界にはいるようです.そのとき,どう対応すべきか?

持続大腿神経ブロックはanalgesia程度の低濃度局所麻酔薬の間欠的投与(PCA)で対応する.NYSORAチームは0.2%ロピバカイン5ml/hの5mlボーラス/hと言っていましたが,Dr. Philoppe Gautierは本当に間欠的投与で持続なし.
そして,最も大切なことはbreakthroug painを消さないことだということでした.つまり、通常の鎮痛でコントロールできない痛みを患者が訴えたときに,その痛みを簡単に対処してはいけないということ.コンパートメント症候群などの他の原因をしっかりと検索することが大切だということでした.なるほど,納得!!

0 件のコメント:

コメントを投稿