2011年10月4日火曜日

神経刺激ガイド神経ブロックのコツ(4)

神経刺激ガイド法に習熟していないと,針を刺入してTwichが得られないときに,闇雲に針を抜き差ししてしまいます.目的としていないTwichが出たときに,針の刺入方向をどちらに修正すべきかを理論的に知っておく必要があります.これはNYSORAの教科書が参考になります.

もう一つは高い刺激閾値でtwichが得られていたのに,低くしていくとtwichが消えてしまう現象です.初心者は刺激閾値を下げられずに困ってしまうことが多い.この現象の多くは,針が神経に対して接線方向に刺入され,一旦は神経に触れたものの,針が神経を通り越してしまうときに生じる現象です.神経刺激ガイド法では,針は神経を貫く方向に刺入され,神経内にほんのちょっと針先が刺入されると考えるべきです.これは超音波ガイド法と神経刺激ガイド法を組み合わせて行っていると理解できます.皮膚に対して針が外向きに刺入されているか,内向きに刺入されているかを検討し,針が神経を貫く方向に修正するようにします.神経刺激ガイド法では,神経を貫く方向に刺入するため,絶えずgentleな操作をしていかなければなりません.

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