2012年2月16日木曜日

薬液を注入する前にカテーテルを入れる方法を先日,お話ししました.その手技を紹介するビデオです.利点は薬液の広がりをもって,カテ先の位置確認ができるという点です.薬液を針から注入した後にカテーテルを挿入すると,カテ先と神経の位置関係の把握が難しいことがあります.空気入りの生食を注入して,hyperechoic flashを観察することで把握することもできますが,この手法は空気が周囲組織に入り込むことで画質が落ちてしまう欠点があります.一発勝負といったほうがよいかもしれません.この方法であれば,そうした問題点を回避できます.

この手技は僕ではなく,金の鯱病院麻酔科のH先生です.最近,一生懸命にTKAの術後鎮痛に取り組んでくれています.

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