昨夜から名古屋も雪が降りました.僕の自宅のある藤が丘は朝7時過ぎには道路に積雪はなく,車に積もっている程度で大丈夫だろうと自動車通勤にしました.子供達の小学校も大学病院に行く途中にあるので,一緒に連れて行くことにしました.この程度なら,名古屋市内なら車の熱で雪が溶けているだろうと思い,ノーマルタイヤのままでした.
途中までが良かったのですが,次第に交通渋滞になった上に,吹雪いてきました.そして,あっという間に道路にも雪が積もり始めました.いつもなら15分で通り過ぎているところを1時間経過しても,通過しませんでした.子供達の朝礼開始時刻8時20分をすぎて,ようやく覚王山にある学校に近くまできました.いつもなら,すでに手術室で患者さんを迎えている時間帯です.
子供達の学校がある覚王山は坂になっており,学校にいくには上り坂を進んでいかなければなりません.その上り坂にさしかかると,たくさんの車が追い越し車線に車線変更をし,左側にはハザードランプをつけた車がたくさん止まっていました.そして警察官の姿も.事故でも起きたのかなと思いつつ,上り坂にさしかかりました.その途端,タイヤが空回りをし始めました.「ここはアイスバーンなんだ!」と思ったときにはすでに遅く,蟻地獄にはまった蟻状態.逃げようにも,そのアイスバーンから脱することはできませんでした.ハンドルを切っても,車の方向すら変更できません.子供達が,「車おりて押そうか?」と言ってくれましたが,危険なので車にのっているように言いました.5分以上立ち往生したでしょうか,誰も助けてはくれません.警察官も寄ってきてもくれません.「薄情者め,税金泥棒!!」,そう心に思いつつ,自棄になって,ハンドルを右に左に急転換をくりかえしたら,あら不思議?それまで蟻地獄から脱することができなかった車が進み始めました.僕は急いで,道路の左端に車をつけ,子供達に少し距離があるけど,歩いて学校に行くよう言い,自分はタイヤチェーンを装着することにしました.
ことも達が無事に,歩道に入ったことを確認して,僕はトランクにあるタイヤチェーンと軍手をはめました.このタイヤチェーンはワンタッチで装着できると言われて買ったのに,まったくワンタッチじゃないホンダの純正タイヤチェーン.車輪の内側でタイヤチェーンを結合させて,そのうえで少しだけ車を前進させ,最後に外側でタイヤチェーンを結合させるという,どこがワンタッチなのか全然わからない,とても面倒くさいタイヤチェーンなのです.時間的余裕が亡くなった僕は,正常な判断を失い,この坂さえ越えてしまえば大丈夫だと考え,タイヤチェーンの外側だけ結合させて固定,坂を上り始めました.
「これならいける,ゆっくり進めば上れるぞ.」と思った矢先,ガガガガという何か引っかかる音が・・・
後ろを見ると,アイスバーンと化した道路の真ん中に僕が装着したタイヤチェーンが落ちていました.
「しっかりと装着しないと大学病院に行けない!!」そう反省しました.道路の左端に再度,車を寄せて,道路の真ん中に落ちたタイヤチェーンを取りに行き,再び,タイヤチェーンを装着しようとしました.しかし,ゴム製のタイヤチェーンは寒さで堅くなり,両端を車輪の内側で結合させるのに大変でした.袖もタイヤ周囲の汚れが付着し,真っ黒になりながら,30分以上かけて,ようやくタイヤチェーンを装着.ぐったり疲れながら,立ち上がると,目の前には何故か,CBCテレビの取材クルー.
まさか,僕の無様な姿をずっと収録していたのかと思いつつ,目が合うと,「取材いいですか?」と.
どうせ仕事は遅刻だから,取材を受けてしまえということで,インタビューに応じました.ということで,東海地方では今日の午後か夕方のニュースで僕の惨めな姿が映るのではないかと思います.
途中までが良かったのですが,次第に交通渋滞になった上に,吹雪いてきました.そして,あっという間に道路にも雪が積もり始めました.いつもなら15分で通り過ぎているところを1時間経過しても,通過しませんでした.子供達の朝礼開始時刻8時20分をすぎて,ようやく覚王山にある学校に近くまできました.いつもなら,すでに手術室で患者さんを迎えている時間帯です.
子供達の学校がある覚王山は坂になっており,学校にいくには上り坂を進んでいかなければなりません.その上り坂にさしかかると,たくさんの車が追い越し車線に車線変更をし,左側にはハザードランプをつけた車がたくさん止まっていました.そして警察官の姿も.事故でも起きたのかなと思いつつ,上り坂にさしかかりました.その途端,タイヤが空回りをし始めました.「ここはアイスバーンなんだ!」と思ったときにはすでに遅く,蟻地獄にはまった蟻状態.逃げようにも,そのアイスバーンから脱することはできませんでした.ハンドルを切っても,車の方向すら変更できません.子供達が,「車おりて押そうか?」と言ってくれましたが,危険なので車にのっているように言いました.5分以上立ち往生したでしょうか,誰も助けてはくれません.警察官も寄ってきてもくれません.「薄情者め,税金泥棒!!」,そう心に思いつつ,自棄になって,ハンドルを右に左に急転換をくりかえしたら,あら不思議?それまで蟻地獄から脱することができなかった車が進み始めました.僕は急いで,道路の左端に車をつけ,子供達に少し距離があるけど,歩いて学校に行くよう言い,自分はタイヤチェーンを装着することにしました.
ことも達が無事に,歩道に入ったことを確認して,僕はトランクにあるタイヤチェーンと軍手をはめました.このタイヤチェーンはワンタッチで装着できると言われて買ったのに,まったくワンタッチじゃないホンダの純正タイヤチェーン.車輪の内側でタイヤチェーンを結合させて,そのうえで少しだけ車を前進させ,最後に外側でタイヤチェーンを結合させるという,どこがワンタッチなのか全然わからない,とても面倒くさいタイヤチェーンなのです.時間的余裕が亡くなった僕は,正常な判断を失い,この坂さえ越えてしまえば大丈夫だと考え,タイヤチェーンの外側だけ結合させて固定,坂を上り始めました.
「これならいける,ゆっくり進めば上れるぞ.」と思った矢先,ガガガガという何か引っかかる音が・・・
後ろを見ると,アイスバーンと化した道路の真ん中に僕が装着したタイヤチェーンが落ちていました.
「しっかりと装着しないと大学病院に行けない!!」そう反省しました.道路の左端に再度,車を寄せて,道路の真ん中に落ちたタイヤチェーンを取りに行き,再び,タイヤチェーンを装着しようとしました.しかし,ゴム製のタイヤチェーンは寒さで堅くなり,両端を車輪の内側で結合させるのに大変でした.袖もタイヤ周囲の汚れが付着し,真っ黒になりながら,30分以上かけて,ようやくタイヤチェーンを装着.ぐったり疲れながら,立ち上がると,目の前には何故か,CBCテレビの取材クルー.
まさか,僕の無様な姿をずっと収録していたのかと思いつつ,目が合うと,「取材いいですか?」と.
どうせ仕事は遅刻だから,取材を受けてしまえということで,インタビューに応じました.ということで,東海地方では今日の午後か夕方のニュースで僕の惨めな姿が映るのではないかと思います.
0 件のコメント:
コメントを投稿