2012年5月24日木曜日

GE,がんばってますね.

先日のブログで,針を強調して描出させる機能について触れました.そしたら,GEさんが突然,GEの針を強調して描出させる機能を見せてくれました.以前,使ってみたときは,そのリアルタイム性のなさに,こんな危険なハイテク技術は使えないと思いましたが,昨年からGEが超音波診断装置に搭載させたものはリアルタイムでしかも,強調して針を描出させる範囲が広い.これなら充分に末梢神経ブロックに使えると考えます.というか,名古屋大学はLOGIQeを早い段階で買いすぎた.今,LOGIQeは手術室の物置に誰にも相手にされず,眠っています.それくらい全てが使い物にならない.最新のLogiq Eなら使ってみてもよいかも.そう思っていたところに,「もうLOGIQeじゃ,なんも見えないから,M-turboもってきてもらっちゃった~」とichiko先生が麻酔科控え室に入ってきました.神経ブロックに必要なものも分からずに,LOGIQeを売っていたGEは,ユーザーに不憫な思いをせていることを反省していただきたいです.摘みをいじれば,神経ブロック用の画像になると考えていたら,大間違い.どんな新しいものを,彼らが作るのか見守りたいと思います.

1 件のコメント:

  1. siva先生、いつも勉強になるブログ内容でありがとうございます。唐突なのですが、先生に質問したいことがあります。機種の選択で悩んでいるのですが、S-NerveかVenue 40 Anesthesiaかどちらが針の描出がきれいですか?もしくはもっと描出が優れている機種がありますか?

    返信削除