2010年12月30日木曜日

超音波ガイド神経ブロックの穿刺法(2)

 超音波ガイド神経ブロックの穿刺方法,平行法について考えたいと思います.すでに超音波ガイド神経ブロックのテキストを読んだ先生達は,平行法では針を描出するためにプローブを操作するものだと思っていませんか.つまり,多くの先生は“針にプローブを合わせている”はずです.実は,この理解が大きな間違いで,針の描出に時間を要してしまうのです.針を穿刺後にプローブを操作して針を描出するというスタンスは四肢の末梢神経ブロックでは問題ありません.しかし,胸部傍脊椎ブロックをはじめ,ペインクリニックで行うような超音波ガイド神経ブロックではピンポイントで針先をターゲットに当てる必要があります.プローブを当てて,ターゲットを綺麗に描出させたら,その画面に針を一発で描出させる必要があるのです.つまり“プローブに針を合わせなければならない”のです.そのことに気付かずに安易にペインクリニックで超音波ガイド神経ブロックを始めると,辛酸を舐めることになります.

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