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2013年1月12日土曜日

アダモちゃんと腋窩静脈カテーテルの方向修正(2)

超音波ガイド腋窩静脈カテーテル留置では、ガイドワイヤーを留置した後、穿刺側の内頚静脈の短軸像を描出し、内頚静脈が無名静脈に合流するまでをスキャンします。無名静脈に合流していくあたりでは、腕神経叢ブロック鎖骨上アプローチでのプローブの位置から、超音波ビームをさらに前下方に向ける(プローブをしゃくり上げる)感じになります。

ガイドワイヤーが心臓に向かっていると、鎖骨下静脈が無名静脈に合流するあたりで、胸膜のカーブに沿って、心臓に向かうガイドワイヤーの一部が描出され、内頚静脈にはガイドワイヤーは認めません。

もし、ガイドワイヤーが頭に向かっていると、内頚静脈にガイドワイヤーがhyperechoic dotとして描出されます。虚脱した内頚静脈壁に挟まれてしまっているときは、ガイドワイヤーが頭側に向かっていても気付かないことがありますので、注意してください。

内頚静脈短軸像でガイドワイヤーを認める場合、ゆっくりとガイドワイヤーを抜きます。内頚静脈短軸像で、ガイドワイヤーが消失した瞬間が、ガイドワイヤー先端が走査面を横ぎった瞬間です。そこからは、ガイドワイヤー先端を追いながら、ゆっくりとガイドワイヤーを抜いていきます。そのまま、内頚静脈と鎖骨下静脈が無名静脈に合流するところまで、ガイドワイヤーを抜いてきます。頭に向かって、しなっていたガイドワイヤーがまっすぐに戻るのを画像で確認します。ここまで、きたら、アダムちゃんのポーズを患者さんにとってもらいます。

 

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