2012年6月20日水曜日

治療のための超音波装置

学会で,末梢神経ブロックに必要なのは超音波診断装置ではなく,治療のための超音波画像装置なんだと主張し,そのためにどんなプローブが必要なのかを機器展示のブースで講演しました.特に,脊椎・傍脊椎ブロック用のプローブは今までの大きさ,形,画質ではだめで,どんなものがよいのかについては,2大超音波機器メーカーには伝えてきました.

僕の主張に感化された麻酔科医が,国内の超音波機器で,脊椎・傍脊椎周囲専用プローブを模索しはじめた.フェイスブックのディスカッションで話題として上がってきている.超音波ガイド下神経ブロックの新展開,超音波機器メーカとしての販売実績も,このプローブのあるなしが左右するような気がしている.

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