2012年1月12日木曜日

ハムファントムの重要性を認識

昭和大学のF先生がブロックの研修に来ています.彼女はブロックの経験がほぼゼロという状況でしたので,こちらに来る前も,来た後もハムファントムで描出する練習をしてもらいました.単にハムに穿刺するのではなく,どれくらいのdepth設定で,どのあたりに向けて穿刺した状況をシミュレーションすればよいか,あらかじめ伝えていました.ブロック経験があった先生達より,癖がない分,画像描出能力の上達は早いです.針を刺入する際に,皮膚を動かしてしまうことで,走査面と刺入点のアライメントがずれてしまう問題が当初はありましたが,かなり修正できています.その結果,針がより描出できるようになってきています.あとはプローブの固定がしっかりとすれば,より容易に針を描出できるようになると思います.改めて,ハムファントムで練習しておくことの重要性を感じました.

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