2011年8月13日土曜日

平行法:まずは穿刺に注目しよう

僕の平行法に関するうんちくはもう要らないと思われているんじゃないと思う今日,この頃です.
しかし,少しだけ・・・.
平行法が僕の言うとおりにできてない人の多くは,針を穿刺した瞬間にプローブが大きくずれてしまい,自分が勝負しようとしたベスト画像とは違う画像が映し出されているはずです.しかも,穿刺時に刺入点をのぞき込むために,画像がずれたことにも気付いていない.それでもって,オリエンテーションも付いていない画像で,針も描出されていないにもかかわらず,針を刺入していく.そんな手技をしています.まずは,ここを直してみましょう.

2011年8月12日金曜日

YT先生は自分のブロック経験数を超えました!

YT先生と一緒にブロックをするようになって2週間が立ちました.その間,1日は麻酔バイトに行ってもらい,もう1日は生体肝移植の麻酔をしてもらったので,実質8日間で彼が鹿児島で一人で経験したブロック数60を超えることができました.新潟のY先生の時は経験数35を一週間で超えることができ,YT先生の場合は2週間.まずまずのペースでブロックを経験してもらっていると考えます.YT先生の平行法の技術がもっと向上すれば,もっともっとペースが上がっていきます.Y先生が見たブロック地獄のように・・・どんどんやれ,もっとやれみたいに.

これからも教育プログラムに参加される先生達の経験数をどのタイミングで超えられるかにこだわって,しかも一人では経験できないブロックを経験してもらうことにこだわっていきたいと思います.

K先生のお手本動画

山形のK先生がFacebookで,僕のところで身につけた腰神経叢ブロック&傍仙骨アプローチ坐骨神経ブロック,持続胸部傍脊椎ブロックの実施動画をアップしている.僕と一緒にやっていたときより,随分と上手になっている.山形に戻ったあとも,自分の症例の2/3に末梢神経ブロックを組み合わせているということもあり,技術が飛躍的にアップしていることが伺える.彼の動画のよいところは,彼の手つきが非常に勉強になる点です.今,僕と一緒にやっているYT先生にも見せて,YT先生の足りない部分はなにかに気付いてもらう見本になっています.動画を見たい人は,facebookでkaneda先生を見つけて,友達になってください.

ちなみに僕のお手本動画はここにあります(http://www.usra.ca/sb_thoracic).AA先生がワンショットを,持続の動画は僕が行っています.

天井の低いTOTOサザナの顛末

新築中の我が家に納品されたTOTOサザナTタイプのお風呂では,天井が低すぎて,自分は立ったままシャワーを浴びることができません.しかも今住んでいる狭小マンションのお風呂の天井より低い.

結局,インテリアの打ち合わせでもお風呂の天井の高さについての話がなく,単にショールームに見に行くといいと言われて,見た目を良くしたサザナのお風呂を観てきただけで実際のサザナが天井が低いという事実を全く知らされなかったわけです.問題はTOTOのホームページをみても,天井の表示があいまいで,何が標準仕様か分からないことです.オプションの天井高があたかも標準仕様かのように表示されています(http://www.toto.co.jp/products/bath/b00033/setplan/mm_t1620.htm http://www.toto.co.jp/products/bath/b00033/setplan/elg_t1620.htm).インテリアコーディネーターも天井の話など全くせずに,標準仕様が196cmであることを知らされず215.5cmだと思いこんだ僕はOKをだし,インテリアコーディネーターがそのまま発注をかけたというのが事の顛末です.

結局,天井を高くしてもらうためにユニットバスの壁をさらに追加でオーダーすることに.新しく4つの壁を追加注文する値段がいくらになるか不安です.ユニットバスを2つ買うのと同じことになったら馬鹿げています.追加料金が高額になってしまうのなら,最初からお風呂をフロンヴィルホームズ名古屋で作ってもらえばよかったと後悔しています.

これから家を新築される麻酔科医でユニットバスを採用する際には,天井の高さに気をつけてください.TOTOの商品表示が不明確であるというエラーに,インテリアコーディネーターが商品説明が不十分であったというヒューマンエラーが同時に発生したことによる事故です.2つのエラーが同時に発生することで重大な過失が発生するところは医療安全によく似ています.

2011年8月11日木曜日

ボンベ取り違い事件について思うこと

酸素ボンベと二酸化炭素ボンベを取り違えたことが原因で患者さんが不幸な転帰と辿られたことは,周術期管理を生業とする麻酔科医にとっては悲しい出来事でした.この出来事を耳にして,僕がむかし勤務していた病院で,腹腔鏡手術で二酸化炭素ボンベでお腹を膨らませるところを,酸素ボンベを接続していることに気付き,手術中に急いでボンベ交換をしたことを思い出します.酸素ボンベと二酸化炭素ボンベの誤接続を永久的に無くすには,立法府を動かすしか手はないと思います.

救急救命士の気管挿管実習が秋田市の救急救命士が違法行為を行い,しかも,事実を作為的に変えた論文が作成されました(http://www.jaam.jp/html/report/report-akita020713.htm#0504 http://www.jaam.jp/html/report/report-akita030716.htm).本来なら,そんな事実を目の前にして,立法府も行政府も救命士による気管挿管のGoサインを出すはずがありません.しかし,この違法行為をマスコミがヒューマニズムとして取り上げたことで,救命士気管挿管にGoサインが出されました.

医療事故を防ぐべく,手術室で働く人々が一生懸命になって安全管理を行っています.その努力をしても,解決できないボンベの取り違いです.この問題をなぜマスコミは取り上げないのか?マスコミが取り上げれば,救命士の気管挿管のように事態は簡単に解決できると考えます.