2012年9月2日日曜日

日本麻酔科学会東海北陸支部地方会ワークショップ

昨日,日本麻酔科学会東海北陸支部地方会が行われました.僕はその中でワークショップのコーディネーターとインストラクターを務めました.ワークショップはいつもと違う形式をとりました.通常は様々なブースを回って,一通りの内容を受講する形式ですが,今回は,受講者が参加したい内容を選択できるようにして,ブース毎に参加申し込みをする形にしました.そして一つのブースにつき、1000円を徴収する形にしました.値段をみて,高いと思われた麻酔科医もいたかもしれません.しかし,海外に目を向けると,同じような内容で15万円も支払わなければならないものがほとんどです.それに対して,日本は知識を得ることに対する代価がものすごく安いことを知って頂きたいと思います.
 
今回は,手術麻酔用の末梢神経ブロックとペインクニックにおける診断と治療も含めた内容としました.Usui先生に運動器疾患として,肩関節の診断についてお願いしました.Usui先生は,お父上の会社に依頼して,独自のソフトを開発し,そのソフトを使ってレクチャーをしてくれました.Ultrasound Utility Shoulderという名前のソフトで,Appleから購入が可能です.ただ,価格は6000円と高目です.プローブの当て方と超音波画像,それと動画も入っていますが,解説文はまだありません.Usui先生の話を聞きながら,使用すると,価値のあるソフトですが,Usui先生の側にいない人向けに解説文を付けて頂けたらと思います.手元にmusculoskeletal ultrasounの本がある人は解説文がなくても,価値が理解できると思います.僕はもう買いました.
 

2012年7月31日火曜日

名古屋大学超音波ガイド神経ブロック教育プログラム,ちょっとだけ再開

国立国際医療研究センターのM先生からメールがあり,超音波ガイド神経ブロックの見学希望者がいるということでした.M先生はH大学時代の医局長で,研修医時代にとてもお世話になった先生でしたので,1日でよいということでしたので,お引き受けいたしました.

7月30日,6年目の麻女,K先生がいらっしゃいました.面で捉えるTAPブロック,胸部傍脊椎ブロックの見学したあと,実際に一緒にやってもらいました.国立国際医療研究センターでは,四肢の神経ブロックでは,カテーテルをいれるところまで普及しているということでしたが,体幹の神経ブロックはまだ行っていないということでした.ブロックだけでなく,実際にどのように硬膜外麻酔をせずに
開腹術や開胸術の麻酔管理を行っているか,直接見て頂くことで,より理解できたのではないかと思います.これで,国立国際医療研究センターで体幹の神経ブロックが始まってくれると幸いです.
いつもながら,実習のために協力をしてくれる医局員には感謝します.

2012年7月7日土曜日

はじめ人間ギャートルズ

産まれた、産まれた、何が産まれ~た?星がひとつ。くらい宇宙に産まれ~た~。
ということで、赤根くんおめでとう。

2012年6月27日水曜日

よく失くす

SonositeのMturboを使いたいと思ったときに使えないことが最近、増えている。電源コードが接続口から外れて、電源コードが行方不明になり、その後、しばらくは充電で使われて、丁度、充電がなくなったところで、自分が使う羽目に。

2012年6月22日金曜日

仕事道具を失った

Mtuboに接続して、USGRAの記録に使用してきたソニーのビデオカメラが壊れた。タッチパネルなので、液晶パネルが壊れると、何もできない。ペインクリニック学会のワークショップの準備が、これでできなくなりました。撃沈

このHDDビデオカメラは入力端子がついていて,超音波診断装置の画像が記録できる.残念ながら,ソニーはこのバージョン以降,入力端子を装備からはずしてしまった.これがなければ,仕事にならない.このビデオカメラのおかげで,世界中の麻酔科医と友人になれた.そういっても過言ではない.なんとか,修理せねば,いくらお金がかかったとしても・・・・とりあえず,日本ペインクリニック学会に間に合いそうにないのが心配.