2014年2月1日土曜日

心臓外科で高用量レミフェンタニル

心臓外科でレミフェンタニルを使うようになり,胸骨縦切開や送血管をいれるために上行大動脈を処理している際に血圧上昇で悩む心配はなくなりました.若い先生達の中には,そういう手術操作で血圧が大幅に変動することを経験した人はもういないんじゃないでしょうか.

最近は,レミフェンタニルを高用量で投与されている状況もよく目にします.でも注意が必要.
高用量でレミフェンタニルを投与すると,胸骨縦切開後の慢性痛になる危険性が高くなります.

Brtish Journal of Anaesthesia 2012;109:616-22

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