2011年10月2日日曜日

ガイガーカウンターによる名古屋市内の放射能計測

山形のK先生からガイガーカウンターTEPPAを一ヶ月ほど借りることにしました.しばらく自分の近辺の放射能測定をしてみたいと思います.なぜそんなことをするのかと言えば,名古屋にもホットスポットがあるという噂を耳にしたからでした.新築中の家は福島第1原発事故後の5月から立て始めたので,自分の目で確かめたかったのです.これまで全国の放射能測定結果を表示するiphoneアプリをみてきましたが,その公式な発表では名古屋市内はいつも0.045 μSv/hあたりです.

僕の住んでいる地下鉄東山線の藤が丘駅で地表から1 m程度離して測定してみたところ,0.13 μSv/hと発表される数値より倍以上大きい値を示していました.人が年間に自然界からうける被曝は2.4 mSvです.つまり2.4×1000÷365÷24=0.273 μSv/hまでは問題ありませんので,藤が丘駅での放射能測定値が報告されている値の2倍以上あるとは言っても,日本人が自然環境からうける放射線の平均を下回り,健康上の問題はないと考えます.ちなみに新築中の我が家の建物内部は0.08 - .09μSv/h.庭は0.1 μSv/hという結果でした.ひとまずは安心といったところでしょうか.

公式発表の値は地上34 mの屋上での測定値で,つまり自分たちが通常では居続けない空間での測定結果であり,その値より倍以上高い値で我々は生活していることだけは知っておいた方がよいと思う.公式発表する測定値というのは,たいていはマニュアルが配られて,それに従って測定される.測定方法が低い測定値がでるように仕組まれている可能性もあるかもしれない.

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