ブロック針の駄目な刺入3つについて解説します.
1.プローブ直下に刺入点がある場合
できるだけプローブの際で刺入しようとして,プローブの真下で刺入してしまう人がいます.プローブの真下で刺入すると,刺入角度の調整ができません.刺入角度を付けようとすると,針のシャフトで,テコのようにプローブを押してしまいます.その結果,勝負画像がずれてしまいます.プローブの際と言っても,プローブの真下に刺入点を持ってこないようにしてください.僕は通常5.0-20mmはプローブから話しています.
2.穿刺した瞬間に本来の刺入経路から逸脱してしまう場合
1.プローブ直下に刺入点がある場合
できるだけプローブの際で刺入しようとして,プローブの真下で刺入してしまう人がいます.プローブの真下で刺入すると,刺入角度の調整ができません.刺入角度を付けようとすると,針のシャフトで,テコのようにプローブを押してしまいます.その結果,勝負画像がずれてしまいます.プローブの際と言っても,プローブの真下に刺入点を持ってこないようにしてください.僕は通常5.0-20mmはプローブから話しています.
2.穿刺した瞬間に本来の刺入経路から逸脱してしまう場合
皮膚のたるんだ高齢患者に末梢神経ブロックを行う際によく見られる失敗です.いわゆる「針を刺したことを皮膚に教えてしまっている.」状況です.正しい刺入点を選んだつもりが,皮膚がたるんでいるために刺入した瞬間に皮膚がずれてしまい,走査面から針が逸脱してしまうのです.これは針を刺入する前に,針を持つ手の薬指で,刺入点周囲の皮膚にテンションをかけておくことで防ぐことができます.
3.針のシャフト添えた指が原因で針を曲げてしまう場合
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