2014年4月16日水曜日

小切手は難しい

NYSORA LatinAmericaの交通費の補助として,NYSORAから2000ドルの小切手を現地で渡され,それを先週の木曜日の研究日に三井住友銀行に持っていった.その前の週にも三井住友銀行に出向き,海外からの小切手を送金してもらう書類を説明を聞きながら書き込んだ.1週間あけて,判を押して,いよいよ手続きに入るつもりで行ったのだったが,そう簡単にはいかなかった.

僕の名前をShibata Yasyuyukiと手書きで書いてあったが,Yasuyukiのyuに書き損じがあり,uの字を2回なぞった痕があった.日本の訂正印と同じ役割で,誤字の上には記載した責任者の名前が,しっかりと記載してあった.しかし,それを三井住友銀行の小切手担当係の方は許さなかった.
この小切手を相手方の米国の銀行に送付し,本物かどうかを証明してもらってからでないと手続きは無理.その場合は,諸経費が大幅に増えるという説明であった.

僕は,この判断に対して抗議をした.全く別人の名前が記載されたものを自分の名前に変更されているのならわかるが,明らかに僕の名前を書いて,その一部の綴りを書き損じたので訂正してあるのだから,僕以外の人に出した小切手を悪用したはずがない.行きすぎた判断であると・・・

しかし,その判断が覆ることはなかった.小切手で送金してもらうために,とんでもない費用を負担するのは馬鹿げているので,小切手の手続きを諦めた.しかたなく,Hadzic先生に連絡して,小切手が日本の銀行では認められないと連絡し,電子送金してもらうことにした.

後日,この話を母にすると,日本の小切手も同様で,ちょっとした字の書き損じも許してもらえず,小切手を扱ってもらえないようになっているということでした.海外で小切手をもらう際には,充分に注意してもらわないといけない.

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