B lineは胸膜から放射状に出る明瞭なコメットテイル・アーチファクトです.ちょうど,雲の隙間からこぼれ出る太陽の光のように見えます.B lineは呼吸性変動し,B lineがあると,A lineは消失します.B lineは,空気と水というインピーダンス差の大きいもの同士が混在していることで発生します.つまり,胸膜下の肺小葉間中隔が水分を多く含んだ病的な状況(肺炎,肺水腫)で観察され,1肋間隙で3本以上のB lineが観察されます.これを B+linesと表現します.B lineが2本以下のときは,病的意義はありません.
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アスペルギルス肺炎におけるB line. B lineは高エコー性で
呼吸性に変動し,スクリーンの端まで伸びて拡がります. |
わかりやすい解説をありがとうございます。
返信削除上記写真の線がない画像も合わせて見せていただけますとわかりやすいです。もしアップできそうでしたら是非お願いいたしますm(_ _)m
すいません.教科書的なクリアなB lineが撮影できる症例を保存していなかったものですから・・・
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