2012年2月10日金曜日

藤子先生を治療

今週は当直が大変だったせいか,それとも僕の研修が大変なのか,藤子先生は数日前から咽頭痛を訴え,今日はとうとう欧陽菲菲(オーヤンフィーフィー)のようなかすれ声に.欧陽菲菲とは“love is over”という昭和の流行歌を歌った歌手です.藤子先生に,「欧陽菲菲みたいな声だね.」と言ったけど,キョトンとした顔をされ,世代ギャップを感じさせられました.

ブロック中の動きも鈍く,風邪を引いたときの全身性炎症反応を感じている雰囲気が漂っていましたので,遠絡療法という経絡治療をしてあげました.風邪や手術後の全身倦怠感は膀胱経の気の詰まりをとってあげるだけで随分楽になります.脊椎に沿って背中をトントン叩き,どちらが痛いか尋ねると,左側が痛いというので,右の肺経を使って臓腑通知を行い,右心包経,左心経で補強,左脾経で相克を行いました.あら不思議,「身体が楽になった.」と笑顔を取り戻した藤子先生は,再び研修を再開されました.

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